【イカメタル】釣果を伸ばすタックルチョイスについて

HOME > 釣行レポート > ティップラン＆イカメタル＆バチコン > 【イカメタル】釣果を伸ばすタックルチョイスについて

【イカメタル】釣果を伸ばすタックルチョイスについて

2020.08.24

開発担当　

CATEGORY :

ティップラン＆イカメタル＆バチコン

時期 :

2020.7.29.

場所 :

兵庫県香住沖

皆様こんにちは。営業企画の中村です。

先日公開されたLUXXEムービー、イカメタル第二弾。
もうご視聴いただけましたでしょうか。

今回はあえて両極端な個性を持つ2種類のロッドを使用して釣りを組み立ててみましたが、普段の釣行でも釣りを組み立てる上で最も重要視していることは「自然条件に合わせること」今回はまさにそんな言葉がピッタリの自然条件（ウネリ、大雨のち凪）の撮影でした。

ロッド、仕掛け、誘い方、これらを含めトータルで状況に合わせて釣りを組み立てるので何故そのセレクトなのかというシーンをご覧いただけたらと思います。

ここで少し、個人的なこれからのシーズンのオススメタックルセレクトを紹介したいと思います。

・新子の数狙い、ベタ凪時
ロッドは57Ｈが激推し！僅かなアタリも目感度抜群のグラストップがしっかり表現してくれます。ちなみにこのロッド、手感度も強烈です。この手感度を引き出すためのコツは常にロッドを動かし続ける事＝仕掛けを張ることです。
抜群のフッキングレスポンスを持つ竿ですので、これからの新子数釣りシーズンにこそ真価を発揮する竿かなと思います。仕掛けもこのロッド特性を活かすならイカメタルリーダー直ブラを使って僅かな変化を捉えて掛けていく攻めの釣り方がオススメです。

バットの強さを利用したシェイク釣法も面白いです。特にシェイク中の荷重変化で掛けた時は快感です。
数が稼げるシーズンでもあるので3本仕掛けを使って連掛け狙いも面白いですね。
ウラワザはこのロッドを使ってのオモリグ。特にタナが深くなるこれからのシーズンはこのロッドならではの超ハイレスポンスオモリグが楽しめます。

そんな57Ｈですが、ウネリを伴う荒天時には操作が一気に難しくなります。
そんな時は65シリーズに分があります。仕掛けはロングエダス系の仕掛けのほうがアタリを出しやすいかと思います。ドロッパーは潮が緩ければ浮きスッテ、潮が早ければエギがオススメです。

ここで一つ開発エピソードを、、、、、
世の中には多くのロッドが出回っており、ロッドによって設計担当者の好みや想いが個性という形で必ず反映されています。ちなみにこのシリーズにはモロにわが社の設計担当者の個性が反映されています。企画担当としてテスト、プライベート通して数多くの釣行に同行しましたが、その中で一番設計者の想い（個性）が色濃く表れているスペックが57Ｈです。ちなみにこのロッドの設計者はシーズンに入ればほぼ毎週どこかのエリアでイカメタルをやっています。釣行回数は業界内でもかなり多い部類かと思います。

この竿は（57H）操作～アタリ感知～掛けるという一連の流れをアングラーの意思通りに実行できるかという事をコンセプトにしております。掛かるではなく、「思い通りの操作」の果ての「掛ける」ための竿、そのために何が必要か？

とことんまで突き詰めて出した結論がハードバットとあえてのグラスソリッドティップです。言わばレスポンスと感度の追求です。イカメタルでは類を見ない調子の竿ですが、、、

ここで設計者からのメッセージ
「仕掛け安定型ロッド（65シリーズ）も必要やけど、攻めの調子の方がこの釣りをより楽しめると考えとるアングラーもおるんちゃう？その究極版としてわかりやすい目感度がギリギリでるテーパーに調整して、レスポンスと操作性に特化したのが57Hなのよ。操作できる状況では釣った感が最高レベルかと。ティップが恐ろしく繊細やけど、常識の範囲で扱う分には問題ないで～。操作不能な波やロングステイの状況では65シリーズ使うてます(笑)」