早春の試合で優勝を狙いに

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早春の試合で優勝を狙いに

2012.04.07

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バス

■時期・・・ 3月9日～11日 ■場所・・・兵庫県生野銀山湖

こんにちは、SHINGOです。早春の3月、優勝を狙って参加した試合結果レポートです。

今回は、正直に過酷な結果だったとしか言いようがありません。そのため、バスの画像もありません。それでも、真実を書かずにはいられないので書かせて頂きます。。

通常、3月に入ると各地の釣り場が春めいてくるものです。しかし、兵庫県にある生野銀山湖はまさに冬そのもののありさまでした。

通常は満水のダム湖なのですが、今年はダムからの放水が続いているため水位が上がらず、マイナス6m～7mのまま試合を迎えました。その為か水温は確かに上昇に向かっているのですが、バスの活性が感じられません。冬のバスも早春のバスも見当たらない状況…

私は、早春のバスをSHINGOベイビーシャッド50のサイレントとボーン50で獲っていく作戦をメインパターンで組んで挑みました。タックルは、相棒となったLUXXE ATS05 S70L-SM MASTER“SPLIT”をメインに　私の得意で早春に有効なシャッドパターンを組んで挑みました。

9日のプラクティス（最終練習日）では、その作戦が有効か確かめながら湖を１周しました。早春のバスが居そうな場所、回遊してきそうな場所を絞り込み丁寧に攻めましたが反応はありません・・・かと言って、ソフトルアーで狙っても同じ。ベイトとのリンクも考えながら明日からの試合の作戦を再度練り直し、プラクティスを終えました。

10日の試合は冷た過ぎる雨の降る中でスタートしました。完全防寒しているとはいえ少しでも露出している指先や顔がキンキンに冷えてきて感覚がなくなります。持っているロッドを何度も落としそうになりました。それでも、LUXXE ATS05 S70L-SM MASTER“SPLIT”ｄ、溺愛するベイビーシャッド50を投げ倒します。しかし、バスからの反応がないまま試合時間が終了しました。初日の結果は105名の選手が参加して1匹のバスがウエインされたのみでした。 104名の選手が０申告です。

試合の最終日である11日早朝は、若干晴れ間が見えます。古城では放射冷却でボートが真っ白に凍っていました。ボートに置いていたペットボトルの水も当然のように完全凍結し、鈍器に変わっていました… ソフトルアーの釣りか？ハードルアーの釣りか？迷いましたが、バスプロが105名で1日釣って、1人しかウエインしていない事態はまさしく異常事態と言えます。自分の可能性を信じ、作戦は変えないで2日目も挑み続けました。しかし、それでもバスからの反応がないまま終わってしまいました。最終日も前日同様ウエインは1人でした。まさに奇跡を感じます。表彰式は2人の選手が誇らしげに立っているのが非常に印象的でした。

試合ではその“1匹”で天国と地獄に分かれることがあります。貴重な１匹のためにフックも全て交換し、タックルに関して細心の注意を払って準備して挑んだはずでした。それでも完全試合・・・全くのノーバイトで3日間湖上に浮いていたわけです。確立2/210。バスプロが挑んでも1%に満たない数字。これがリアルなバスプロの試合なのです。切磋琢磨して次回に挑みたいと思います。

■場所：兵庫県生野銀山湖

■タックルデータロッド：LUXXE ATS05 S70L-SM MASTER“SPLIT” リール：2500番台ＺＰＩ最終テストハンドル（トリプルハンドル手裏剣）ライン：東レバウオスーパーフィネス3lb. リグ：SHINGO ベイビーシャッド50、ベイビーシャッド50ボーン（レモンライムチャートカラー、ファンタジーモス）フック：がまかつトレブルRB　ミディアムヘビー　FT　#10に交換

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