厳寒期の由良川サーフ

2010.02.17

スタッフ 

CATEGORY :

宮崎 崇(関西エリア LUXXE STAFF)
■時期 ・・・ 2月1日
■場所 ・・・ 京都府 由良川
寒い日が続く中、少しでも暖かい日が訪れると自然と気分が高揚します。
上ったテンションに任せて、シーズンインにはまだまだ遠い由良川サーフへの釣行を試みました。
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近年では少なくなりましたが、以前は2月にもよく通いました。
ただでさえアングラーに厳しい由良川サーフ、厳寒期はとても釣りをするような場所ではありません(笑)
しかし、アフターのシーバスをいち早く狙っていく為には、こういった「大場所」を叩くのが近道です。
今回もアフターの固体を早く見たい!との思いで出かけました。
アフターのシーバスは、居ても食わないというか、動きたがらないように感じます。
海の中に入って確認したわけではないので、想像の域を出ませんが、
特定の条件が重なったときに優良な場所に固体の密度が増すと感じています。
そんな訳で、いい潮が差してくるであろうタイミングを予測してポイントに入りました。
比較的大型のヒット率の高い由良川河口域~サーフにかけてのエリアには、
キャスタビリティと感度、そして漲るパワーが武器のLUXXE Saltage REFLEX LEOZA 96MH SHOOTING MASTERとのマッチングが良いので、
いつも迷うことなくチョイスするところですが、今回は時期的に低活性の固体に丁寧にアプローチ
するためにLUXXE Saltage REFLEX LEOZA 93M VERSATILEを選択しました。
93というレングスは、96クラスと90クラスのイイとこ取りです。
さらにロッドのパワーやアクションも絶妙で、高次元でバランスのとれたLUXXE Saltage REFLEX LEOZA 93M VERSATILEは「なんでもできちゃうロッド」。
真の「バーサタイル」とはこの事だと、つくづく感じさせてくれます。
サーフに立つと、この時期には考えられないほど穏やかな雰囲気です。
地形と潮の入り方をチェックしながら、粘るべき立ち位置とトレースコースを絞っていきます。
いい感じのヨレが発生する掘れた場所に狙いを絞りました。
開始一時間、シーバスからのコンタクトはありませんが
LUXXE Saltage REFLEX LEOZA 93M VERSATILEを使用することで
「キャストする楽しさ」
が生まれ、集中力も切らすことなく時間の経過も忘れる程、楽しくキャストを続ける事ができます。
やがて風向きが変わりました。
この風の変わり方は潮の向きが変わる事を知らせる合図です。
「コッ」
そのとき待望のバイトが!
LUXXE Saltage REFLEX LEOZA 93M VERSATILEが綺麗な弧を描きます。
80にちょっと足りないサイズですが、決して悪い型ではありません。
この時期の固体とはいえ、このクラスからも楽々主導権を握れるパワーで、払い出しに乗られましたがあっさりランディング。
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相変わらず、ここのシーバスは綺麗です。
魚体の美しさに暫し見とれてしまいました。
どこで釣れても同じシーバスなのですが、僕にとっては由良川サーフでの1匹は特別です。
釣れた場所やシチュエーションによって、1匹の価値が変わるっていうのもシーバスゲームの面白さだと改めて感じました。
そう思わせてくれる貴重な場所を、いつまでも大切にしたいですね。
■場所:京都府 由良川
■タックルデータ
ロッド:LUXXE Saltage REFLEX LEOZA 93M VERSATILE
リール:シマノ ’07 ステラ4000S
ライン:アバニ シーバスマックスパワー 15lb.
リーダー:グランドマックス FX5号

LUXXE STAFF

宮崎 崇

宮崎 崇Miyazaki Takashi

所属エリア :

関西エリア

釣りジャンル :

ショアジギング&キャスティング