鳥取東部~但馬エリアのヒラマサ、サワラジギング

2021.01.22

CATEGORY :

時期 :

2020年12月27日

場所 :

鳥取東部~但馬エリア

皆さんこんにちは。営業企画の中村です。

 

今回は年末休みを利用して鳥取県東部~但馬エリアへ

ヒラマサ、サワラ狙いのジギングへ出向きましたのでその様子をお伝えしたいと思います。

 

12/27日、鳥取県賀露港より出船の「ヤングバード」さんへ乗船。

狙いはヒラマサですが、朝イチは港近くのポイントでサワラ狙いからスタートです。

 

サワラの気配はあるのですが、サワラはヒットせず、見切りをつけてヒラマサ狙いのポイントへ向かいます。

今回のポイントは鳥取砂丘沖~浜坂沖にかけての天然瀬、人工漁礁の点在するエリアです。

このエリアで釣りをするのは久々のため、自然と気持ちが高まる中、ひたすらドテラ流しでヒラマサを狙います。

私はいつも通りセミロングジグを主体にまずはスライドアクションを意識して活性の高い個体を狙うスタイルでボトムから20m位までを中心にアプローチを開始。

同船者にもポツポツとヒラマサが揚がり始めますが、私はノーヒットの状況が続きます。

ここでひとまず状況整理。

 

・ベイトは10cm前後のカタクチイワシがメイン

・同船者はショートジグを使用

・ゆったりとしたジャークパターンで底から10m位がヒットゾーン

・水深は70m前後、潮は0.6~0.8ノットで動いており、一流しの間隔は割と長めの流し方

 

これらを踏まえ、ジグはショートタイプに変更、ジャークを細かく、タテ方向の移動を少なめに、フォールを長めに入れるイメージのジャークに作戦変更。

フックもハイドラグ時のキープ力重視タイプのジギングフック貫#4/0から、軽量で吸い込みの良いジギングフック近海MS#6/0シングル仕様にセッティング変更。

このアクションイメージを引き出すためにロッドもJIGDRIVE R ML⇒Lにチェンジし、タナをゆったりと刻むイメージでジャークを行いながら数流しが経過、底から5m位のタナでバイトがありましたがフッキングせず、これはチャンスと思いそのままジャークを継続すると底から20m位のタナで待望のヒット。

 

フックを細軸タイプに変更していることもあり、いつもより丁寧なやり取りを心掛け水面を割ったのは70cm前後のアベレージサイズのヒラマサ。

 

当日の状況からヒラマサの顔が1匹でも見れたら上出来と考えていたので一安心です。

ヒットパターンを考察し、意図したアクションを再現するためタックルを合わせて、狙って掛ける。大雑把なアプローチでは見向きもされない、決してチャンスは多いとは言えない釣りではありますが、これぞヒラマサジギングの醍醐味と言える1匹でした。

 

その後もアプローチを続けますが、ヒラマサからのコンタクトは無く午後14時を経過。

そろそろ納竿かと思っていると、船長はさらに東へと移動を繰り返し、遂に香住沖まで到着。やや深めの水深でサワラ狙いとの事です。

 

メインターゲットがヒラマサからサワラに変更になったため、それに合わせてタックルもチェンジ。スピニングタックルからベイトタックルに持ち替え、ジグを追わせてフォールで喰わせる作戦にチェンジすると、早速中層でのフォールにサワラがアタック。フォール中のバイトに対する鈎立ちの速さと、低負荷時の刺さり込みを優先し、ジギングフック鎌斬#4/0にフックを変更していたため一発でフッキング。

スライドフォールが特徴の枝豆ジグMSRとジギングフック鎌斬#4/0の組み合わせは、これまでも多数のサワラをキャッチしており、自身の中で最も信頼できる組み合わせです。

 

そいてネットに収まった魚は80cmオーバーの立派な寒ザワラでした。

 

さらに同パターンでサワラを追加後、ハマチメジロの群れに当たり、ラッシュタイムを堪能したのち17時納竿。

 

本命のヒラマサと食味抜群の寒サワラ、狙いの魚を両方キャッチでき、大満足の釣行となりました。

ここ数年の鳥取エリアは温暖化の影響なのか、冬場でもヒラマサが数釣れております。

出船できる日数は限られますが、関西近郊から2時間前後とアクセス良好な鳥取エリアで皆様もヒラマサを狙ってみてはいかがでしょうか。