白銀の世界へ

2009.11.05

プロスタッフ 

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今季一番の寒気が来た為桧原湖は白銀の世界へと変わっていました。
午前7時に出船し、その時点で気温は-2度!しかも風雪が凄く激寒!!
バスフィッシングをしている人は私たち以外誰一人とおらず、湖上はワカサギをドーム船で釣っている人でにぎわっていました。
寒さが安定するとスモールマウスはワカサギを追ってディープに落ちる為、今回はそのスモールバスを狙いました。
通常ダウンショットでのシューティングがメインになりますが、リアクションでも良型が釣れるという事でバイブレーションのリフト&フォールのみで狙ってみました。
狙った水深は10〜14メートルの起伏のある場所で、ボトムにワカサギが写る所をバイブレーションでバーチカルに攻め、ルアーをフォールさせている時はラインは張らず緩めずでラインを送り込み、当たりはほとんどがフォール中です。
ティップに”コン”と出て、これを合わせるのですが、これがチョイと難しい。
バスはルアーを一瞬だけ口にし吐き出す(その時間は1秒もないだろう)のです。
この釣りはロッドの選択が重要で、今回LUXXE サーミス666Hを使用しました。
LUXXE サーミス666Hはハリがある為に感度が物凄く良い。またルアーの操作性が良く、魚がかかるとしなやかに曲がり、バラシが極めて少ないです。
フックは魚が触れただけでも刺さってしまうトレブルRB-M #6に交換していた為に、当日は一匹のバラしも無かったです。
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夕方まで釣りをするつもりでしたが、13時になっても気温は-1度と上がらず、寒さの限界に達した為やむなく釣りを止めました。
釣果は10匹とまずまずでした。

PRO STAFF

大塚 茂Otsuka Shigeru

ハードルアーの可能性を信じ続けることにより、2005年JBワールドシリーズは年間5位の好成績を修める。 トーナメントシリーズの合間には渓流釣りを楽しみ、シーズンオフには大型ロックフィッシュを狙い奔走している。 常に釣りに接していることが自分には大事と語る。 1966年生まれ、埼玉県在住。